土佐の一本釣りの町大正町市場
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市場便り
久礼・大正町市場の始まりは・・・。
 明治時代の中ごろ、久礼浦に暮らす漁師のおかみさんたちが、旦那や息子の釣ってきた魚を戸板に並べて売ったり、お米や野菜と交換し始めたりしたのが起源だと言われています。その頃には地蔵町(じろまち)と呼ばれ、近隣のお百姓さんなども段々と集まり始め、小間も次第に増えていったそうです。その矢先の大正四年、市場周辺その一帯が230戸も焼失するという大災害に見舞われました。
 その時、当時のお金にして「350円」が復興費として大正天皇より届けられました。そのことに深く感謝した町民が、それまでの地蔵町を改め、「大正町」と命名しました。
久礼大正町市場
平成16年12月、老朽化が目立ちはじめた市場を再整備し、リニューアルオープンを果たした現在も、「昔のまんまの市場を・・・」との要望に応え、清潔な環境、とれたての新鮮さをまず「売り」として、会話を楽しみながらお買い物が出来る市場となっています。
市場Photo便り・・・
2008年1月15日

新年あけましておめでとうございます。
   昨年はご愛顧のほど誠にありがとうございました。
     今年も、田舎漁師まちの「ほんまもん」を探究しつつ、
     贈る側、贈られる側の心つなげる役目をしっかりと
     目指してがんばってまいります。
  本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

  お正月を前後してA級寒波が押し寄せ、日本列島全域を震えあがらせましたが、その後は寒いながらも日中などには温かく小春日和のときもございます。今年は極端な水温の低下もみられず、土佐沖での「かつお」の漁が、漁獲量は少ないながらも以前続いております。
  大正町市場の棚にも、いまだ獲れだちの活きのよいかつおが並び、おとずれるお客さまの目を楽しませ、その味わいに一役かっておりますし、また、アジ、サバ、カマスなどの干物類も、この処の天候がよく「天日干し」の良品が好調に整いお客さまをお待ちしております。
鮮魚に干物
2007年11月15日

本年度の漁期終了
かつお船の帰港が続いている。魚市場前には、昨日まで係留していた大型船は、補修や来期の仕出しのために他港に出ていったが、入れ替わって大型船が次々に帰港してくる。
あがり(漁期終了)前の仙台沖での操業は、それはそれは寒かったそうな、一年間ご苦労さんでした。来年2月の末までゆっくりと休んでください。
大型かつお船と言えば、20年前の今頃には・・・、あがりの船が港にズラーっと何十隻も並んだもんだが、今はちと寂しいかぎりだ。
大型かつお船はあがったが、小型かつお船での土佐沖の漁はまだまだ続いている。下りかつおの旨い時期だ。
帰港したかつお船。
2007年9月27日

  記録的猛暑が続いた暑さも、
9月後半になってやっと朝晩は涼しくなってきました。季節はいよいよ「食欲の秋」。夏の疲れを取り除き、なおかつ、もっともっと元気になるために、久礼の漁師が隠し鍋として昔より食してきた「うつぼのすき焼き」をご紹介しましよう。

  小骨の多いこの「うつぼ」は、腕の良い捌き職人が、いっさいの小骨を取り除き、そのまんまお鍋に入れられるよう小切りにしております。 このうつぼ料理は健康食として、雑誌やテレビにも紹介されておりますが、ゼラチン質・コラーゲンたっぷりの若返りの元、絶品食として、女性におお受け間違い無し、ブレイク直前の鍋セットです。

  この「うつぼのすき焼き」は、
お肉のすき焼き同様に、季節それぞれの野菜や加工品なども加えて結構ですが、久礼の漁師が昔より、「これが一番合う」という品をセットにして販売しております。

  その品とは、まず、「うつぼ300グラム×2」と、このすき焼きに無くてはならない地元産「にんにく葉」です。にんにく葉をたっぷり2束。大正町市で昔より売られてきた「とうふ」に「こんにゃく」いずれも地元産のしっかり味。そして手作り吟味を繰り返し、なっとくのいくタレに仕上げた「特製割りした」を組み合わせ「4人前セット」としてご用意しました。

  お品がとどきますと、お鍋を用意して、火をつけていただくだけで即「鍋パーティー」のはじまりはじまりーっ、でっす。
うつぼのすき焼きセット
2007年9月3日

 今年の夏は記録的な暑さが続き、初秋の味覚でありますメジカ(ソーダかつお)の漁がずいぶん遅れていましたが、9月の声を聞きましてやっと大正町市場にも出回りはじめました。

  久礼ではこの魚をシンコと呼び、仏手柑(ぶしゅかん)の皮をすりおろし、汁をしぼってた醤油でたべます。このシンコは残念ながら他県などの市場には出回りません。
なぜかと申しますと・・・。

漁師の言い伝えで、「朝釣ったシンコは昼までに食え、昼釣ったシンコはその夜に食え」と言われているからです。
その食感はなんとも言えずプリリとして尚モチモチ感があり、仏手柑の爽やかさと相まって感動ものです。

鮮度重視で食べてこその初秋の魚。「メジカのシンコ」を是非大正町市場に食べに来てください。お待ちしております。
旬の味覚 めじか
2007年8月16日

雨が続き冷夏だとか、日照不足で涼しい日が多いとか、気象庁も夏前には予報にずいぶん苦労しておりましたが、あくまで予報は予報。台風5号の通過後お盆にかけて、日本列島は猛暑につづく猛暑の日々。岐阜や埼玉では、40.9度にもなり10人の方が熱中症になって亡くなったとか・・・・・。(合掌)

その暑い暑い猛暑の最中、大勢の方々が「大正町市場」を訪れてくれました。
誠にありがとうございました。大正町市場の入口にあります企画・ど久礼もん企業組合の
二階から感謝をこめて見ておりましたら、一つの思いが・・・

ひょっとしたらこの市場や商店街は、生き残れるんじゃないだろうか
との思いです。

それは・・・、とにかく若いお客様が多いということです。もちろん熟年のご夫婦や、グループ、
また子供連れのファミリーの方々も多く見かけましたが、失礼をかえりみず思わず二階の窓から
声をかけた2つのグループ。一方は、20人ほどのツーリング仲間だと思いますが、それぞれ買い物袋をぶらさげて「旨かったー」と楽しそうに帰っていきました。もう一方は、10人ほどの若い女の子たち。
「どこから・・・?」と聞くと、「東京からでーす」と、これまた明るいご返答。
小さな漁師町の、ほんの数十軒の市場商店街に、こうやって人が来てくれる内に、守りに入らず新たな展開を考えねば・・・・と、思いを強くした数日でした。(ど久礼もん一同)
大正町市場 8月
7月

  市場内の売り場も、いよいよ夏の模様にかわってきました。
八百屋さんの棚には、ビワ、スイカ、やまももなど、旬のくだものが前面をしめて、ハウスものではない地ナス、キュウリ、ゴウヤ、ミョウガ、シシトウ、インゲン、トウモロコシ。
夏野菜がすっかり棚を占領しています。

魚屋さんの棚には、小ぶりのガシラ、アジの刺身、サザエなど、酒の肴にピッタリというお魚や貝がいっぱい。
連休には多くのお客さんが訪れてくれた・・・
 5月の連休中には、多くの方々が大正町市場に足を運んでくれました。
「旨い鰹どんぶり」のうわさを聞いたと、新潟から来てくれたお客さまには、
思わず脱帽、と言うより脱ハチマキ。彼女づれで「おかわり」までしていってくれた。
ありがとう。おじさんたちに活力をくれて、まぁ〜た明日からも頑張るぞ〜。ど久礼おじさん
賑わう大正町市場
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